失敗したっていいじゃない,海外だもの

フランスに海外赴任中のサラリーマン日記.初めての海外生活に四苦八苦している様子をお楽しみください.

フランス人は「花」に囲まれた生活をしている

  • フランスに
  • 「花」は
  • 欠かせないものなんだなぁ

フランスの街を歩いていると必ず目に入ってくるのはパン屋と花屋さん.
花屋さんには季節のお花が並んで,ただでさえ日差しのまぶしい南仏に彩りを加え,より一層鮮やかな景色にしてくれます.

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フランス人は日常的に花を買う


街を歩くと花屋さんを本当によく目にします.そう,フランス人は花が大好きなのです.
日本では花を買うのは特別な日に限られる方が多いと思いますが,フランスでは日常的に花を買って,例えばダイニングテーブルに飾ります.
私はフランス人の友人宅に招待されたとき,必ずと言っていいほど部屋の中で花を見ました.逆にフランス人を自宅に招待したときはかなりの確率で花をもらいました.素敵な習慣ですよね.

値段が安い!


日本に比べて花の値段が安いです.結構大きなお花でも10ユーロ程度で買えたりします.これも日常的に花を飾る習慣に繋がっていると思います.高かったら買えないですもんね。。写真のお花は5ユーロです.安くてもしっかりとしていて,ボリュームもあります.

マルシェでもお花が売っている


フランスと言えばマルシェ(市場)みんな野菜などの食料品を買いに行くのですが,そこのお店群の中に必ず花屋さんがあります.野菜と同様,マルシェの花は鮮度がいいです.そして安い.買い物バッグにバゲット(フランスパン)と野菜,そしてお花を入れて歩く・・・素敵な生活です.
ちなみに,ニースのマルシェで開催されているフラワーマーケットは見ものです!お花屋さんが何十件も立ち並び,素敵な景色,そして匂いです.さらには楽器を演奏している人もいたりして,雰囲気も最高!ニースへお越しの際には,南仏のまぶしい太陽と鮮やかな花のコラボレーションを是非ご堪能ください!

日曜日も花屋は開いている

ヨーロッパでは,日曜日はほとんどのお店が閉まってしまいます.大きなデパートでさえ休業するのも珍しくないです.
そんな中,花屋さんは開いています.なぜかと尋ねてみると,日曜日には友人宅や親族の家に行くことが多いため,訪れる際の手土産としてお花を買う人が多いからだそうです.

花にまつわるイベントも多い

フランスに限らず,ヨーロッパ全体で言えることですが,花にまつわるイベントが本当に多いです.例えば,またニースの話になってしまいますが,毎年2月に行われるカーニバルは「花戦争」という名前がついていて,大量の花束が会場に投げ込まれます.みんなこの花を取り合って,家に飾ります.どんなイベントかは以下の記事を参照してみてください.

Nice: ニース・カーニバル(フラワーパレード・Bataille de Fleurs) | Complete Southern FranceNice: ニース・カーニバル(フラワーパレード・Bataille de Fleurs) | Complete Southern France

まとめ

表題の通り,フランス人は花に囲まれた生活をしています.実際に私もその生活の中に入ってみると,お花一つでこんなにも部屋の雰囲気が変わるものかと驚きました.さらに,プレゼントで花を送ることが多いことも素敵だなと思いました.日本ではどうしても「物」をあげてしまいがちですが,「花」を送る習慣は日本人とフランス人の価値観の違いを表しているなぁと感じました.

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